障害基礎年金と障害厚生年金

      2016/09/26

障害基礎年金と障害厚生年金

障害年金は主に「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2種類あります。
20歳以上の全員に加入義務がある国民年金。この国民年金から支給されるのが障害基礎年金です。
会社員が加入する厚生年金。この厚生年金から支給されるのが障害厚生年金です。
その他には、公務員の方を対象とした「障害共済年金」もあります。

障害基礎年金

国民年金の加入者が対象になります。国民年金に加入している人が病気や怪我で、障害になったときに支給されるのが障害基礎年金です。障害基礎年金の支給額は等級によって決まる定額です。対象となる子供がいる場合は加算額が追加されます。

障害になった時に国民年金に未加入や未納の場合は、障害基礎年金が支給されない場合があります。年金は老後のためだけじゃなく、障害になったときの保険でもあります。年金保険料はしっかり納めましょう。

障害厚生年金(公務員の場合は共済年金)

厚生年金の加入者が対象になります。厚生年金に加入している人が病気やケガで、障害となったときに、障害基礎年金に加えて障害厚生年金がもらえます。また、障害基礎年金がもらえない軽い障害の3級に該当するときは、障害厚生年金だけが支給されます。

「障害手当金」というものが障害厚生年金にはあります。初診日から5年以内に病気や怪我が治って、3級に満たない軽い障害が残った場合は障害手当金がもらえます。障害手当金は一時金になります。実際の等級ではありませんが、4級のようなイメージとなります。金額は障害厚生年金の3級の2年分が一時金として支給されます。

障害厚生年金の支給額は、人によって異なります。障害になる前の給与が高かった人は、障害厚生年金の金額が多くもらえます。対象となる配偶者がいる場合は加算額が追加されます。

障害になった時点で、加入している年金がもらえる。

この障害年金、障害となった時点で加入していた年金から支給されます。障害となった時点、障害の認定日が重要になります。障害となった時点で国民年金に加入していれば、障害基礎年金がもらえます。さらに障害となった時点で、会社員の厚生年金に加入していれば障害厚生年金ももらえます。
生まれつきの障害など20歳未満で障害となった場合は、年金に加入していませんが、20歳になったら障害基礎年金がもらえます。

障害年金、身体障害者手帳とは別の制度です。

残念ですが、この障害年金、身体障害者手帳を持っている全員がもらえるわけではありません。もらえるとメリットが大きいのですが、軽度の障害ではもらえない場合が多いです。
この障害年金、身体障害者が生活するのに貴重なお金です。身体障害者手帳を持つ全員がいただけるといいのですが、国の財政事情を考えると難しいですね。障害年金をもらっている方は、障害のために大切に使っていきましょう。
障害年金は、メリットがとっても大きい制度なので、正しい知識で、しっかり活用しましょう。

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